部分浴
足や手など体の一部だけを40℃前後のお湯に浸けるのが部分浴です。湯温の調節が難しいので、専用の機材を使うのが便利です。体への負担が少ないので、心機能が弱っている方や、何らかの理由で湯船に浸かることができない方におすすめの入浴法です。
温冷交代浴
20℃前後の水風呂と、40℃前後のお湯に交互に浸かるのが温冷交代浴です。ダイエットのための入浴法としては、最も効果が高いと言われています。基本的には「水」と「湯」の二つの浴槽がある専用の施設で行われますが、一般家庭でも、水風呂を冷水シャワーで代用して以下のような「(変則)温冷交代浴」は可能です。これを5回から10回、繰り返します。
「水シャワー」(1分程度) → 「温浴」(1〜5分) → 「水シャワー」(1分程度) → 「温浴」(1〜5分)
冷水は心臓から遠い部分(脚や手)から徐々に当てはじめることがポイントです。また「温」と「冷」の順序は「冷」から始まり、最後も「冷」で終わるのが基本となっています。ただし、温冷交代浴は、体への負担が大きいので、体調が悪い方、心臓が弱い方は行ってはいけません。
反復浴
一定の温度のお湯に繰り返し入浴するのが反復浴です。体力に自信がある方は回数を増やしてもかまいませんが、どちらも体への負担が大きい入浴法であるので、体調と相談しながら行うようにしましょう。
一定の温度のお湯に繰り返し
(1)「中温反復浴」
40℃前後のぬるめのお湯への入浴を繰り返します。湯船に5〜10分つかって、上がって5〜10分休憩という動作を3回程度繰り返すようにします。
(2)「高温反復浴」
43℃前後の熱いお湯への入浴を繰り返します。「中温」より短めで、湯船に2〜3分つかり上がって3〜5分休憩、を3回程度繰り返します。
Last update:2023/4/19